VDTタイマー v1.02にバージョンアップ

 

PC作業(VDT作業)による目の疲れ、肩こりなどを予防するソフトウェア「VDTタイマー」をv1.02にバージョンアップしました。
 

v1.01→1.02の変更点

  • アラーム画面が最前面に表示されない問題に完全に対応。
  • 設定画面で時間が正しく設定できない問題に対応。 

v1.00→1.01の変更点

  • 時間経過にあわせてアイコンが変化する。
  • アラーム画面の位置を画面四隅から選べるように。
  • アラーム画面が最前面に表示されない問題に対応。

ぜひ新しいバージョンをダウンロードしてお使いください。


VDTタイマー ダウンロードページ

「窓の杜」でVDTタイマーの人気が急上昇!

先日公開した「VDTタイマー」ですが、オンラインソフトの紹介サイト「窓の杜」に掲載され、インストール数が急増しました。また、ご利用いただいた方から貴重なご意見やご感想を多数いただきました。あらためてお礼申し上げます。
 
PCを使う作業(VDT作業)の疲れがたまると、肩こり、目の疲れ、腰痛など不快な症状が現れます。これを予防するには、連続作業時間に気をつける必要があります。

しかし、1時間ごとに強制的にPCの電源が落ちたり、サイレンの合図で一斉に体操をするような対策は、現在のオフィス環境には馴染みません。一番の対策は、作業者自身が時間の経過に気づき、自分の作業時間を管理することです。

VDTタイマーは、それを手助けする「ささやかな」ソフトウェアです。快適な職場環境づくりに役立てていただければ幸いです。

参考

窓の杜 – PC作業での定期的な休憩を促す「VDTタイマー」
ELECTRIC DOC. – PC作業の疲れ目・肩こり・腰痛予防に「VDTタイマー」

PC作業の疲れ目・肩こり・腰痛予防に「VDTタイマー」

PCを用いた作業(VDT作業)は、疲れ目、ドライアイ、肩こり、頭痛、腰痛、いらいら、不眠などの疲労症状の原因になります。これらの症状を防ぐためには、1時間に1回、10~15分程度の小休止を取ることが推奨されています。
 
しかしPC作業は没頭しやすく、長時間の作業を続けてしまいがちです。そこで、産業医の立場からVDT作業の連続作業時間を管理するためのソフトウェア「VDTタイマー」を作ってみました。


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PC作業の疲労予防に「VDTタイマー」

VDTタイマーは、30~90分ごとに画面にアラームを表示するだけの、シンプルなソフトです。キー操作やマウス操作をじゃましないよう、アラーム画面の表示には最大限の配慮を行いました。その他、座ったままできるストレッチや作業環境の見直しなど、関連情報にもアクセスできます。

小休止を強制するようなソフトではありませんが、集中するとつい時間を忘れがちなPC作業の、疲労予防に役立てていただければ幸いです。

世界中のPC Userの健康を守るために

VDTタイマーの利用に関してモニターアンケートを行っています(2007年1月末まで)。ソフトを起動して3週間後に、使い勝手などをたずねるアンケート画面が表示されます。ぜひご記入ください。

モニターアンケートの結果をまとめた後、科学的な手法でVDTタイマーの効果を調べるランダム化評価試験(RCT)を実施する予定です。そのデータは関連学会などに報告し、世界中のオフィス・ワーカーとコンピュータ・ファンの健康を守るために、微力ながら貢献したいと考えています。


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関連情報

ELECTRIC DOC. – 座ったままで簡単ストレッチ
ELECTRIC DOC. – PC作業の疲れ目、原因とその対策は?

PC作業の疲れ目、原因とその対策は?

前回は近視・老眼・仮性近視など視力の低下についてお送りしました。今回のテーマは「疲れ目とその対策」です。仕事をしていると「目が疲れる」という状態をよく経験します。ピントがぼやけて見える、目の奥に痛みを感じる、目がゴロゴロする、充血する、肩こりや頭痛など、いろいろな症状に悩まされます。
 
パソコン作業(VDT作業)の目の疲れは「ピント調節の疲れ」と「目の乾燥」が主な原因です。

■ピント調節の疲れ

ディスプレイをずっと見つめていると、ピントあわせを行う毛様体筋は常に一定の緊張を強いられ、疲労してきます。このためピント調節力が低下し、遠くや近くを見た時に、なかなかピントが合わないことがあります。

遠くを見て毛様体筋の緊張をほぐすと、ピント調節の疲れを予防できます。1時間に1回、2~3分、「5m以上の遠く」を眺めましょう。窓の外でなくてもかまいません。

近視のひとは、毛様体筋を緊張させずに近くにピントをあわせられるという、お得な目の持ち主です。PC作業やデスクワークに支障がなければ、メガネやコンタクトレンズを外してみましょう。

老眼のひとは、PC作業用の老眼鏡(40~70cm)と、デスクワーク用の老眼鏡(30~40cm)を作りましょう。距離に合わせてメガネを適切に使い分ければ、目の疲労を格段に予防できます。

■目の乾燥 (ドライアイ)

目の表面はいつも涙でうるおっています。涙はまばたきを行うと目の全体に行き渡ります。ところがVDT作業をすると、目を大きく開いたり、まばたきの回数が通常の4分の1に減ったりして涙の乾燥が早まります。目の乾き、不快感、痛み、充血など、さまざまな症状が現れ、これをドライアイといいます。

ドライアイを予防するには、ディスプレイを目の高さよりも下に置き、目を伏せた状態で作業できるようにします。また、紙の書類を見たり、電話をかけたりといった業務を、VDT作業の合間にはさむようにします。加湿器の使用も効果的です。

ドライアイに対しては「涙の成分の目薬」を使いましょう。充血を取る目薬は、血管を収縮させる成分が入っており、ますますドライアイをひどくしてしまいます。防腐剤の入っていない、1回使い切りタイプのものがよいでしょう。

また、症状がある時はコンタクトレンズは避けましょう。症状が長びいたときは眼科を受診して下さい。

■疲れ目解消法

疲れ目の解消には適度な休憩が一番です。休憩中に次のような方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。

【温冷法】 お風呂の湯加減程度(約40度)のお湯でしぼったタオルを目の上に3~5分間のせます。次に、水道水で冷たくしたタオルを、また目の上に3~5分間のせます。1回でも効果はありますが、2~3回くり返してもOKです。

【マッサージ】 眼球を強く押さないこと、雑菌が入らないよう手を清潔にして行うこと、椅子に深く腰掛けリラックスした状態で行うことがポイントです。5分くらいで疲れが取れてきます。自分の気持ちいいものを選んで行って下さい。

・こめかみのマッサージ……指をこめかみにあて、少し強めに押しながらゆっくりと円を描く。
・眉の上のマッサージ……指を眉の上の骨にあて、円を描く。
・目と眉の間のマッサージ……人さし指と中指を額に、親指を眉の下にあてる。親指の先を目のくぼみに入れ、心地よい程度に押す。
・目の下のマッサージ……指を目の下の骨にあて、少し強めに押す。

参考: セルフドクター.net 「疲れ目に効くマッサージ法は?」


この記事は、私が専属産業医をしている企業内で配信しているメールマガジンの内容を、ウェブ用に書き直したものです。

パソコン作業で視力が落ちた…これって近視?

健康診断後の全社員面談で「このごろ視力が落ちた」という話をよく聞きます。近視のある人、パソコンを使うようになってから急に視力が落ちてきた人、老眼になってきた人など、視力の悩みは人それぞれ。そこで今回は「視力」をテーマに、主に「近視」と「老眼」についてQ&A形式でお届けします。
 
関連記事: PC作業の疲れ目、原因とその対策は?

視力が悪いって、どういうことなの?
屈折異常って何? (近視・遠視・乱視)
調節異常ってどんなの? (老眼・仮性近視)

視力が悪いというのは、カメラに例えるとピントがあってない状態です。近視、遠視、乱視、老眼、仮性近視など原因はさまざまですが、大きく「屈折異常」と「調節異常」の2種類にわけられます。

屈折異常とは目の前後の長さが長すぎたり短すぎたりして、うまく網膜上にピントが合わなくなっている状態です。近視や遠視がこれにあてはまります。乱視は、目の表面にある角膜がゆがんでいるために生じます。

調節異常とは、ピント合わせがうまくできない状態です。目の中には水晶体というレンズがあり、その周りには毛様体筋という筋肉があります。近くを見るときには毛様体筋は緊張し、遠くを見るときは弛緩して、水晶体の厚みを変えることでピントを調節しています。

年をとると水晶体の弾性がなくなり、近くにピントを合わせにくくなります。これが老眼です。また、近くばかりを見ていると毛様体筋が緊張したまま固くこわばってしまい、遠くにピントを合わせにくくなることがあります。これを仮性近視といいます。

勉強ばかりしてると近視になるって本当?
仕事でパソコンを使うようになってから視力が落ちた!
仮性近視って治るの? 近視と違うの?

パソコンを使った仕事など、いつも近くばかりを見ていると、ピントを合わせる筋肉(毛様体筋)が緊張したまま固くこわばってしまうことがあります。すると、近くにピントが合いやすく遠くが見えづらいという、近視と同じような状態になります。

この状態を仮性近視(調節緊張)といいます。勉強やパソコン作業によって視力が低下するというのは、この状態です。筋肉の緊張をほぐす目薬をさしたり、遠くを見て毛様体筋を休ませるようにすると、また遠くが見えるようになります。

これに対して本来の意味での近視とは、目の前後の長さが長いために、近くを見るときにピントを合わないという屈折異常です。身体とともに目も大きくなるため、20歳後半までは視力が変化することもあります。しかし、眼球の形などは生まれつきのもので、勉強のしすぎとは関係がありません。

誰でも老眼になるっていうのは本当?
パソコン用と書類用、老眼鏡は2つ必要なの?
近視の人は老眼にならないの?

目の内部には水晶体というレンズがあります。毛様体筋という筋肉の働きで水晶体の厚みが変わり、ピント調節を行っています。年をとると水晶体の弾性が低下して、近くにピントが合わせづらくなります。これが老眼です。

ピント調節力は40歳頃から低下しはじめ、60歳頃にはほとんど無くなってしまいます。もともと近視のある人は、調節力の低下を自覚するのが数年遅くなります。個人差はありますが、老眼は誰にでも起こります。

老眼になると近くを見るときにピントがあわなくなり、メガネ(老眼鏡)をかける必要が出てきます。40~70cmの距離を見るパソコン用の老眼鏡と、30~40cmの距離を見る書類用の老眼鏡を使い分けると、目の疲れが少なくなります。

この記事は、私が専属産業医をしている企業内で配信しているメールマガジンの内容を、ウェブ用に書き直したものです。