トヨタ式 「健康カイゼン術」

「カンバン」、「カイゼン」に代表される生産方式や、「なぜ?」を5回繰り返す思考法など、「トヨタ式」と呼ばれる企業経営術に注目が集まっています。先日、海外勤務をしている日本人の医療支援に関する勉強会で、トヨタの産業医の先生からとても興味深い話をうかがいました。
 
どの会社にも海外赴任前に健康診断を行い、健康状態をチェックする仕組みがあります。最近は海外での仕事も増え、健診結果に異常がある人や持病のある人も海外に出るようになりました。中には、健康状態に問題があり、海外勤務にストップをかけざるを得ないケースもあります。

そんなときトヨタの社員は、自主的に「健康カイゼンシート」を作り、1~2ヶ月間の取り組みの後、きちんと結果を出してくるというのです。実際に社員が作ったカイゼンシートを見せていただきました。いろんな書式のものがあり、やや我流なところもありますが、生活習慣の改善に用いられる「セルフモニタリング」の考え方にかなった、とても合理的なものでした。

医師など専門家の助けを借りなくても、自分たちで考えてここまで実践できるというのは、「カイゼン」の意識がひとりひとりに根付いた「トヨタの文化」だろうと、その先生はおっしゃっていました。海外勤務ができなくなるという業務に関わる問題なだけに、本人と上司が一緒になって取り組んだ例もあるそうです。

ところで、以前もお伝えしましたが、1日2回体重を測るというのは、とても簡単で確実な体重管理の方法です。体重管理はあらゆる生活習慣病の改善や予防に効果があります(参照:生活習慣病Q&A / マンガでわかる生活習慣病)。本サイトの「今度こそやせる! ホンキでホントのダイエット」などを参考にして、ぜひトライしてみて下さい。

この記事は、私が専属産業医をしている企業内で配信しているメールマガジンの内容を、ウェブ用に書き直したものです。

TOYOTAのコンセプトカーはネットゲームみたい

近くの展示場で開催されていたTOYOTA + DAIHATSUのモーターショーに行ってきましたー。現行車種の展示販売会がほとんどだったけど、お目当ては昨年の東京モーターショーに出品されたTOYOTAのコンセプトカー 「PM」。”Personal Mobility with visual communication system” という、一人乗りの未来カーです。ステージの上にぽつんと置いてあるだけで、動いているところを見られなくて残念でしたが、銀色に輝く未来的なボディーをいろんなアングルから堪能してきました。
 

家に戻ってからTOYOTAのサイトでPMについて調べてみると、このクルマ、未来の乗り物というよりも、未来のコミュニケーションツール (?) を目指して開発されているようです。近くにいるPMに呼びかけて位置情報を交換できたり、ビデオチャットができたり、先頭車両に連なって自動走行できたり……。まるで Final Fantasy 11 や EverQuest のようなネットゲームみたい。ムービーを見ると特にその印象が強くなります。こんなカタチのクルマが5~6台連なって走っているのを見たら、びっくりするでしょうねー。

TOYOTA 東京モーターショー2003 のサイト
東京モーターショーにて実際に動いているPMの動画