Keynoteプレゼンテーションを全て画像にしてPowerPointに変換する

プレゼン界のカリスマ、スティーブ・ジョブズが使っているプレゼンテーション・ソフト「Keynote」。上品で美しいスライドが誰でも簡単に作れます。しかし、時には「PowerPoint(Windows版)のファイルを提出してください」と指定され、PowerPointのファイルしか利用できないこともあります。

そんなときは「AutoMator」を使えば大丈夫。「プレゼンテーション:イメージスライドを作成」アクションを使えば、Keynoteから書き出した画像ファイルを、そのままPowerPointに変換できます。その手順を説明します。

(1) Keynoteで「ファイル > 書き出す…」を実行し、各スライドを画像として保存する。

keynote1.jpeg

(2) AutoMatorで「プレゼンテーション:イメージスライドを作成」アクションを使い、以下のようなアクションを実行する(※このアクションを実行するときは、Keynoteを起動して新規のファイルを開いておくこと)。

keynote2.jpg

(3) 作成したスライドを「PowerPoint形式」で保存する。

keynote3.jpg

これで完了。Keynoteのスライドがそのまま表示できるPowerPointファイルのできあがりです。美しいヒラギノフォントがそのまま使えるのはうれしいですね。注意点としては、ファイルサイズが少し大きくなることと、アニメーション効果がすべて「単純表示」になることです。

このやり方の応用として、PDFファイルからスライドを作成することもできます。まず、AutoMatorの「PDF:PDFを複数のイメージにする」アクションを使って、PDFファイルを画像ファイルに書き出し、その後で上記の手順を用います。

スティーブ・ジョブズのようなプレゼンにチャレンジ!!

僕の会社の産業医の仕事について、研究会で発表する機会を与えられました。でも、プレゼンなんか経験もないし、どうすれば上手にできるのかさっぱりわかりません。そこで思い出したのが、WWDC 2005のスティーブ・ジョブズのプレゼンテーション。彼のプレゼンを参考にしてやってみることにしました。もちろん、マネしたのは主に「カタチ」の部分ですけど(笑)。
 
・スライドのデザインをマネする
・リモコンを使い、ステージ上を動き回る(ワイヤレスマウスで代用)
・レーザーポインターを使わない
・ときどき水を飲む

また、いろいろなサイトを見て、プレゼンのテクニックについて調べました。いろいろとありがたい教訓が見つかってきます。

「スライドや配付資料を読み上げるだけのプレゼンは退屈で仕方ない」
「参加者はあなたのスライドやあなたの後頭部を見に来たのではなく、あなたの話を聴きに来たのだ」
「いつも使っている言葉で、いつもの声の調子で話すのが一番わかりやすい」

言われてみると当たり前のことですが、実行するのは難しいですね。大勢の前で1時間半もしゃべるのは初めてのことだったので、本番ではかなり緊張しました。全社員面談を中心とした産業医の仕事、産業保健活動の基本となる「リスクとパフォーマンス」の考え方、うつ病の社員の休職と復職の制度、メンタルヘルスの取り組み、個別の事例への対応のしかた、組織の健康へのアプローチのしかたなど、実例を挙げながら説明してきました。

「全員面談を中心とした自社の産業保健活動の実際」という大きなテーマをいただいたので、発表の準備がとても大変でした。スライドを簡略化し、配付資料も作らず、なるべく自分でしゃべって説明するようにしてみました。1年間の産業医の仕事を通じて学んだことや考えたことをまとめる、よいチャンスになったと思います。