集中力を高め、仕事に余裕を生む「70%予定管理法」

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「産業保健マーケティング」という本に「70%予定管理法」という時間管理法が紹介されています。気がつくと予定表がギュウギュウになっている人、常に仕事に追われていて余裕が無いと感じている人に大変おすすめの方法です。

70%予定管理法の2つのポイントとやりかた

70%予定管理法のポイントは「作業時間の集中力を高めるため、仕事の整理や準備、小休止を行う合間時間を設けること」「今はまだ見えていない仕事のために、時間を確保しておくこと」の2つです。

(1) 作業時間(70%)と合間時間(30%)を必ず組み合わせる

1時間の会議であれば、その後に25分の合間時間を組み合わせて予定を組みます。2時間の仕事は、1時間24分の作業時間と36分の合間時間と考えます。合間時間には仕事の片付けや整理、小休止とクールダウン、次の仕事の準備などを行います。

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(2) 来月の予定を立てるとき、30%の空き時間を確保する

来月の予定を立てるとき、今はまだ見えていなくても、そのうち出てくるいろいろな仕事のために、稼働時間の30%にあたる時間を空白のまま残しておきます。
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(3) 今月~来週の予定を立てるとき、9%の空き時間を死守する

当月や前の週になると、30%の空き時間にも追加の予定が入ってきます。残り時間が20%を切った時点で、予定の見直しを行い、残り9%の時間を当日までなるべく死守します。
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(4) 残りの9%は今週や当日の突発的な出来事のために使う

9%の空き時間があれば、突発的な出来事にも余裕をもって対応できます。

「そんなの理想に過ぎないでしょ」と言う前に

70%予定管理法を紹介すると、たいてい「実行できれば理想的だけど、そんな職種は限られてるでしょ」という反応が返ってきます。そういう感想を抱く気持ちはよくわかります。しかし、もう少しこの方法を理解すれば、自分の仕事に応用できそうだと思えるかもしれません。

オフィスワークの前後には、書類や資料を準備する時間、書類や資料を片付ける時間、トイレに行ったりコーヒーを入れたりする時間、ぼんやりしている時間などが存在しています。つまり、私たちが見かけ上「1時間の仕事」だと思っていた時間は、「45分の作業時間と15分の合間時間」に区別できるのです。時間の区切り方は「集中力を高める 48分:12分 時間活用法」のように、80%と20%、あるいは75%と25%でもいいと思います。

また、予定表の30%、9%の空き時間を確保することに対して「仕事が進まないのではないか」「予定表が埋まっていないと不安だ」と思う人もいるでしょう。しかし、予定がぎゅうぎゅうに詰まっているときこそ、今の仕事の進め方が本当に効率的なのか、質の高いサービス(成果)を安定して提供できているか、今後を見据えた戦略的な仕事や能力開発ができているか、見直す必要があるようにも感じます。

「70%予定管理法」を実践してみて

最初は、合間時間を取ることで「見かけ上の仕事時間」が少なくなり、仕事のペースが落ちるのでは心配していました。実際にはそんなこともなく、思った以上に仕事がはかどりました。合間時間にしっかりクールダウンすると疲れが残らず、集中力を保つことができます。また、前日や当日に急な相談が入ることも結構あるので、そんな時は残り9%の空き時間が実に役立ちました。

ただ、最近は担当する仕事量が増えてきており、来月の予定を立てた時点で、すでに空き時間が15%を切っているのが悩みです。とりあえず稼働時間を増やすことで対応していますが、仕事のまとめ方、周囲との分担のやり方など調整が必要なようです。時間管理を行うためには、1日の作業時間を細かく記録しておくと参考になります。次回は、私が行っている作業時間のお手軽な記録法をご紹介しようと思います。

整理と整頓、いらないものを捨てる5つの方法

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引っ越しは不要品を整理するいいチャンスです。ところで、整理と整頓という言葉、それぞれ意味が違うことをご存じですか。整理とは「いらないものを捨てる」こと。整頓とは「いるものを使いやすく配置する」ことです。
 
いらないものを上手に整理するには、ちょっとしたコツと勇気が必要です。

  1. 「いる」「保留」「捨てる」の3つに分類する方法
  2. 「過去2年間に使っていないものは捨てる」方法
  3. 「後で他から手に入るものは手元に置かない」方法
  4. 「収納場所に入りきらないものは捨てる」方法
  5. 「デジカメで撮影、またはスキャンしてから捨てる」方法

手始めに伝票類を全部スキャンしてみました。写真はその残骸です(笑)。今度の引っ越しでは、いろんなものをすっぱり処分していこうと思います

参考:
本や雑誌をバラしてスキャンして処分
シンプル収納、めざせ収納上手 (コムズ倶楽部)
ScanSnapで“捨てる”技術を身につける(ITmedia)

コンピュータ界のガラパゴス諸島へようこそ

僕がMacを買ったと聞きつけた友人から「コンピュータ界のガラパゴス諸島へようこそ!」とメッセージが届きました。ガラパゴス諸島というのは、他の世界から隔絶された絶海の孤島で、ゾウガメやイグアナなど独特の進化を歩んだユニークな生物がいることで知られています。
 
多数派であるWindowsと交わることなく、独自に進化を続けてきたMac諸島には、美しくて機能的な動物たちが、のびのびと幸せに暮らしています。例えば、ハードディスク内のあらゆる情報を瞬時に検索する「Spotlight機能」。おかげで「情報を探す」「絞り込む」ことがとても簡単になりました。まさに、地上の楽園と言えるでしょう。

ある日、浜辺に…

平和なガラパゴス諸島の浜辺に、時にはMicrosoft Officeの文書ファイルが流れつき、大騒ぎになることがあります。MacでOfficeファイルを編集するためのソフトには、Microsoft Office for Macや、OpenOffice系のソフト、AppleのiWorkなどがありますが、いずれも互換性は十分ではありません。

Windows版のOfficeファイルを開くもっとも確実な方法は、Windows版のOfficeアプリケーションを使うことです。そのためにはMac上でWindowsが直接動作する「Boot Camp」や、仮想PC環境を使う「Parallels」などを利用します。今回はParallelsを導入してみました。

インストールはあっけなく終わりました。心配していた動作速度も、Microsoft Officeを使うぶんには十分に速く、全くストレスはありません。これで、いつボトルメッセージが届いても大丈夫です。

しかし困ったことに、Macのキーボードを使っていると、全角/半角・変換・無変換などの日本語入力キーが使えません。そこでIMEのキー設定を変更し「Ctrl+Enter」キーを「日本語 ON/OFF の切り替え」に割り当てています。

Outlook + W-ZERO3に代わるPIMソフトを探す

Microsoft Outlookの代わりに、Mac標準のMail、アドレス帳、iCal (予定表+ToDo)というソフトを使っています。Missing Syncというソフトを使えば、予定表、アドレス帳、ToDoの内容をW-ZERO3と同期できます (メールとメモの内容は同期できません)。

OneNoteに代わる情報管理ソフトを探す

Microsoft OneNote 2003は、文章だけでなく、手書きメモ、画像、Webクリップなど、さまざまな情報を同じページ内に自由にレイアウトできる、電子ノートソフトです。調べ物をしたり、ブログの記事を書いたり、GTDのプロジェクトを管理したり、いろいろな場面で活用していました。OneNoteの交代選手としては、現在、Curioというソフトウェアに注目しています。

そのほか、導入したソフト

Macのソフトはアイコンや外観がきれいなものが多く、外観が美しいソフトは機能的にも洗練されています。次にあげるソフトは、どれも自信を持っておすすめできます。

デスクトップアクセサリの多くは「Dashboard Widget」というソフトウェアになっており、天気予報やToDoリスト、Wikipedia、iTunesコントローラなど、好みのソフトを簡単に配置できます。

このブログ(DasBlog)の編集画面にはリッチエディットコントロールがあり、HTMLタグを意識せずに記事を編集できて便利です。ところがMacのデフォルトブラウザSafariでは使えないので、ブログ投稿用にはFireFoxを使っています。

GTD週次レビュー: 1時間で頭スッキリ、週末ゆったり

前回の記事(ストレスフリーの仕事術 《GTD》、はじめました)では、GTD (Getting Things Done) という仕事術について紹介しました。GTDというのは、次にやるべきことをしっかり手帳で管理し、雑念や心配事に悩まされることなく、目の前のタスクに集中するための方法です。

週次レビューとは「散らかってきた頭の中を整理すること」

GTDの大事なポイントは、週に1度、「週次レビュー」という作業をすることです。週次レビューというのは、プロジェクトの変更、新しい仕事、新しいメールなど、この1週間で散らかってきた頭の中をスッキリと整理しなおす作業です。

週次レビューの手順は、収集のプロセス、整理のプロセスに分かれています。

(1) 収集のプロセス

受信箱、手書きのメモ、メール、留守番電話、手紙、手帳などを参考にしながら、頭の中の「やるべきこと / やりたいこと / 気になっていること」をリストに書き出します。リストはPCで作成しても手書きでも構いません。仕事のことだけでなく、プライベートのこともなるべく多く書き出しましょう。GTDの「プロジェクト」リストや「いつか/もしかしたら」リスト、トリガリストも参考になります。

書き出したリストは、受信箱に入れます。

(2) 整理のプロセス

次に、受信箱の中身をひとつずつ整理していきます。2分以内でできることはその場で処理し、近々やるべきことは手帳に書き込み、そうでないことはプロジェクトとしてメモしておくか、ファイルに保管します。詳しくは「ITmedia Biz.ID:写真でわかるGTD (週次レビュー編)」をご覧下さい。例えば、次のようにして処理していきます。

  • 10月にウィーンで行われる研究会の案内状。おそらく参加しないと思うが、申込み期限の2週間前に再検討することに。その日のToDoリストに書き込んだ。
  • プロジェクトリストを見ながら、進行中のプロジェクトの進行具合を確認。来週中に行うことをリストアップして、それぞれの日付のToDoリストに書き込んだ。
  • 社内でTOEICが受験できるというメール。2分以内で作業できそうだったので、申込み処理をオンラインで済ませた。受験の日時を予定表に書き込み、ToDoリストに「TOEICの問題集を買うこと」と記入。
  • 請求書 2通。用紙に必要事項を書き込み、外出用のカバンの中に放り込んだ。振り込みできそうな日のToDoリストに書き込んだ。
  • 気になった雑誌記事の切り抜き。保存することにした。2分以内でざっと目を通して、大事な部分にマーカーで線を引き、保存するフォルダ名を書いたポストイットをはり、週次レビューの後でまとめてファイルした。
  • メルマガのネタにしようと購入した「禁煙セラピー」の本。まだ読めそうにないので、本棚の「時間があったら読む」コーナーへ移動した。
  • 週次レビューの時に、iPodのUSBケーブルが欲しかったことを思い出した。今週末に買おうと思い、ToDoリストに書き込んだ。
  • 「いつかやる」リストの「英会話」の部分に、「TOEIC(8月)」と書き加えておいた。
  • 「いつかやる」リストの「窓の掃除」は、年末までやらないことに決めた。「(年末までやらない)」と書き加えた。
  • 「いつかやる」リストに、映画館で映画を見るという項目を発見。「CARS」のチケットをオンライン予約し、上映時間を予定表に書き込んだ。

1時間で頭スッキリ、週末ゆったり

今回の週次レビューは、収集のプロセスに30分、整理のプロセスに30分、合計で1時間かかりました。

週次レビューを行うと、机の上の受信箱、Outlookのメモなど、あらゆる受信箱の中身がすべて空っぽになります。情報や仕事がしかるべき場所に保管され、来週やるべきことが手帳に書き込まれた状態です。

週次レビューを終えると、肩の荷が下りたというか、見通しがついたというか、頭の中が軽くなったような爽快感を覚えます。おかげで週末はゆったり過ごせそうです。

頭の中がスッキリすると、どんどんアイディアが浮かんできます。いいアイディアは忘れずメモを取り、受信箱に放り込んでおけば安心です。この「信頼できるシステムを持っているという安心感」が、GTDの一番のメリットだと思います。

ストレスフリーの仕事術 《GTD》、はじめました

いろんな社内のプロジェクトを企画するようになって、管理する情報の量が急激に増えてきました。「あの作業はいつまでにやるんだっけ」、「あのプロジェクトはうまく進んでいるだろうか」、「あの情報はどこにしまったっけ」、「何か忘れていることは無いかなあ」と、頭の中も机の上も、だんだん混乱してきました。

 
そんなとき、「GTD」という言葉を耳にしました。GTDというのは『Getting Things Done』の頭文字です。同名の本 (邦題:「仕事を成し遂げる技術 ~ストレスなく生産性を発揮する方法~」)』の中で紹介されている仕事術が大人気だそうです。「ITmedia Biz.ID:写真でわかるGTD (初回編)」という解説ページを見て、「今の僕に必要なのはこれだ!」と確信し、さっそく実践してみることにしました。

 
GTDとは、記憶だけに頼る習慣をやめること

僕が最初に電子手帳を使い始めたとき、ToDoリストに何もかも書き込んでいました。「○○さんの紹介状を明後日までに書く、せっけんを買う、いつか旅行に行きたい、晩ご飯のおかずを買う、CDを返す、お風呂の掃除、○○さんの検査結果を確認する、手紙をポストに入れる、ToDoリストを整理する」などなど。常に数十件の項目が並ぶToDoリストは、もはやToDoリストとしての機能を果たしていませんでした。

ToDoリストや予定表は、チラリと見るだけで、次に何をするのかすぐにわかるべきです。「たくさん書いてあるけれど、どの仕事から行うべきか」「ここに書いていないことで、何か忘れていることは無いか」と心配しているようでは、落ち着いて仕事ができないのです。

GTDとは、記憶だけに頼る習慣を改め、信頼できる情報システムを構築するための仕組みです。GTDで使うのは「ToDoリスト」「予定表」「やりたいことリスト」「受信箱(Inbox)」「ファイルシステム」の5つです。特別な何かを用意する必要は無く、すでに使っている手帳や本棚、ソフトウェアをそのまま利用できます。
  
GTDの3つのエッセンス

  • 抱えている仕事、やりたいこと、気になっていることを全て書き出し、ToDoリスト・予定表・やりたいことリストに整理し、頭の中を空っぽにする
  • この手順を週に1度繰り返して、ツールに最新の情報を反映させ、常に信頼できるものにしておく(週次レビュー)
  • 受信箱(Inbox)に入ってきた情報を、信頼できるツールに整理する流れを作る

 
GTDで得られるメリット

  • 信頼できる情報システムを持ち、全て管理できているという安心感
  • 手帳にある直近の仕事をこなせば、全てうまく行くという安心感
  • 頭の中が空っぽになるので、目の前に仕事に集中でき、より生産的に時間を使える

 
やってみようGTD! (お買い物編)

「何かをはじめるときはまずカタチから」というのが僕の揺るぎないポリシーです。これまで紙の書類をうまく管理するシステムを持っていなかったので、本著のすすめにしたがって、フォルダとラベルプリンタを使って50音順に整理することにしました。


フォルダを使って50音順に整理(左: 会社、右: 自宅)


左: CASIOのラベルプリンタ(3600円)を自宅用と職場用に2台購入
右: 自宅の書類整理用にワゴンを購入(Garage)

 
やってみようGTD! (情報の流れを整理)

GTDの極意は、ちょっとした思いつきメモや、電子メール、郵便、仕事の書類など、全ての情報を受信箱(Inbox)経由で整理し、週次レビューで確実にチェックすることです。僕の場合、次のようにしてみました。


すべての情報を受信箱に集め、週次レビューで確実にチェックする仕組み

紙の書類やメモは、どんな小さなものでもすべて受信箱に入れます。これまでは主に大学ノートを使っていましたが、ページがバラバラに切り離せるルーズリーフやリーガルパッドを使うようにしました。W-ZERO3やOutlook、OneNoteなどはPC上の受信箱として扱い、週次レビューで中身を見直します。

ToDoリストと予定表には、これまで通りOutlookとW-ZERO3を使っています。ToDoリストの項目には必ず開始日を入力して、直近のタスクのみが表示されるようにしました。次にやるべき行動が具体的に決まっていないその他の項目は、「いつかやるリスト」としてToDoとは別に管理しています。


机の上の書類トレイと、カバンの中のクリアファイルを「受信箱」として使う

 
GTDの3つの効果

まず、手帳(W-ZERO3)を見る回数が増えました。ToDoリストには、その日にやるべきことだけが明確に表示されています。「何か忘れていないだろうか」と心配することもなく、安心して仕事ができます。

また、メモを取る回数も増えました。頭の中が空っぽになったので、いろんなアイディアが次々と浮かんできます。以前は、メモを取った紙をなくしたり、メモを取ったことすら忘れたりしていましたが、受信箱に入れておけば必ず回収されるGTDのシステムのおかげで、安心してメモを残せるようになりました。

その結果、スケジュール通りに仕事がこなせるだけではなく、いろいろなアイディアをプロジェクトに反映させることで、仕事の質を向上させることもできました。また、プライベートの予定を立てたり、用事をすませたりできるようにもなってくると、「仕事に振り回されている」というあせりの気持ちが消え、「仕事をうまくコントロールできている」という余裕も生まれてきました。


GTDは気分が大事! できるビジネスマンっぽい「リーガルパッド」も買ってみたよ

 
今日から始めるGTD

GTDは、特別なツールを必要としません。これまでの仕事のやり方や生活スタイルを変える必要もありません。だからこそ、他の人にもお勧めしやすい方法だと思います。興味を持たれた方は、ぜひ「ITmedia Biz.ID:写真でわかるGTD (初回編)」などを参考にして、自分の仕事の進め方をよりGTDなものにしてみてはいかがでしょうか。