メンタルヘルスエキスパート産業医養成コース修了!

先週にひきつづき、メンタルヘルスエキスパート産業医養成コースに参加してきました。後半の2日間は、扱いに苦慮するメンタルヘルス事例の事例検討、復職支援の事例検討、復職の仕組み作り、事業所のメンタルヘルス活動の仕組みや計画作りなど、より実践的なグループワークを行いました。
産業保健活動は企業によってその仕組みや活動の内容がずいぶん違います。しかし、そういった事情の違いを踏まえた上で、「産業医」という共通の立場から、お互いの経験や意見を交換することは、とても刺激的で、面白く、たいへん勉強になりました。
今日の講義の中では、『メンタルヘルス対策(復職支援)を進める上では、(1) 個別の事例に対応する専門家としての技術、(2) 事例に適切に対応するための社内のルールや体制づくり、(3) 事例に適切に対応するための職場風土づくりのすべてが必要である』という言葉が印象に残りました。
産業医が専門職である以上、(1)は当然求められます。しかし、(1)だけで問題が解決することはほとんどなく、やはり(2)や(3)が必要になってきます。これはメンタルヘルスの問題に限ったことではなく、過重労働の問題、アルコールの問題、メタボリックシンドロームの問題、喫煙の問題、化学物質の問題など、すべてに共通しています。
つまり「個別の事例への対応」をていねいに行いながら、それを通じて、あるいはそれに関連して「職場や事業者への働きかけ」をも行っていくことが、産業医の基本的な仕事のスタイルではないかと思います。
ただし、こうした事を一度にすべて行えるわけではありません。そこで「準備をしておいて、アプローチを少しずつかけながら、いいタイミングを待つ」という姿勢も、産業保健活動の基本的なスタイルのひとつなんだそうです。
とても勉強になった4日間でした。
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