ノート PC の発熱を押さえて静音化 + バッテリー節約
最近のPCは、CPUの動作速度を自動的に調節して、本体の発熱とファンの回転を抑えバッテリー消費を抑える省電力機能を持っています。SpeedswitchXPというソフトを使うと、その省電力設定をコントロールすることができます。
例えば、僕が普段使っているタブレットPC「Acer TravelMate C110」は常にフルパワーで動作しているらしく、底面がとても熱くなります。SpeedswitchXPを使って、CPU動作速度を自動調節したところ「人肌程度」にまで発熱が抑えられました。
(1) 初期設定
SpeedswitchXPを起動すると、タスクトレイにアイコンが表示されます。右クリックして「Main Window」を開くと、CPUの動作速度に関する項目がずらりと並んでいますが、ここでは必要最小限のものについて説明します。
1. Detect max. speed ボタンを押し、 CPU の最大動作クロックを調査する。
2. Options ボタンを押すと、次のような設定画面が表示される。
3. Minimize to Tray when clicking on Close Button をチェック
4. Reactivate previous power scheme when terminating をチェック
5. Read CPU speed をチェック
6. Read CPU Load をチェック
7. Show history diagram をチェック
8. Show battery level in tray をチェック
9. OK ボタンを押して設定画面を閉じる
10. Minimize To Tray ボタンを押して設定画面を閉じる
(2) 省電力設定
SpeedswitchXPには4種類の省電力設定があります。Pentium M 1GHzのPCで使うと、それぞれの動作速度は次のようになります。AC電源を使うときはDynamic switching、バッテリー駆動時にはMax. Batteryを選ぶといいでしょう。
- Max. Performance : 常に1000 MHzで動作。最大の性能を発揮する。
- Battery Optimized : 常に600 MHzで動作。
- Max. Battery : 0~600MHzで自動調整。バッテリー駆動時間が最長。
- Dynamic switching : 0~1000 MHzで自動調整。最大の性能を発揮しつつ、不要な発熱を防ぐことができる。
使ってみて
タスクトレイの表示を眺めていると、アプリケーションの起動時やファイル検索時などにはCPUの動作速度が上がりますが、それ以外のほとんどの間、動作速度は低く抑えられています。しかも、体感的な動作速度はほとんど変わりません。

動作クロック 600 MHz、CPU 負荷 17%
しばらく作業をした後で、PCの裏面をさわってみたところ、以前は顔をしかめるほどの熱さだったのが、「人肌よりわずかに温かい」程度でした。バッテリーの駆動時間もそれなりに延びているでしょう。
参考
http://www.diefer.de/speedswitchxp/
http://kaburaya.pobox.ne.jp/zakki/zakki_tc1100.htm
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2004年9月15日 17時09分 #
はじめまして。以前からちょくちょくROMさせていただいております。私もC110のユーザで、ほそぼそとHPにC110を使って描いた素材を公開しておりますが、この記事は非常に参考になりました。感謝です(^-^)
外で使っていると本体が異様な熱さになりぶっ壊れるんじゃないかといつも不安になってましたので・・。
C110は非常によくできたPCだと思います(壊れたときの修理対応が遅いのがちょっと・・・ですが)。
20万で普通のノートPCを買うならぜったいにC110を買うべきだと思っています(マイナーチェンジしてHDの容量UPと11Gに対応したみたいですね、オフィシャルのHPにも書いていないところがいかにもACERらしくていいですね(笑))。
これからもいろいろ便利なツールのご紹介などしていただければうれしく思い
ます!!
2004年9月15日 18時09分 #
熱くて壊れるんじやないか、とは全くその通りで、このまま燃えてしまうのではないだろうかと心配になり、いろいろと調べているうちに次のページにたどりつき、このソフトを見つけました。
http://kaburaya.pobox.ne.jp/zakki/zakki_tc1100.htm
タブレットPCで絵を描くときに大きな壁となる「線が震える」問題についても記述があり、参考になりました。
それにしても、CPUのスピードを下げても体感速度には全く変化がないというのも驚きです。パフォーマンスが同じならば手抜きをしてもよい(むしろするべきだ)、という好例ですね。
2005年9月10日 4時23分 #
はじめましてー このSpeedswitchXPの記事に検索で辿り着いて
参考にしてもらいました。どうもありがとうございました(*- -)(*_ _)
2005年9月10日 21時35分 #
お役に立てたようで何よりです。
幸いながら今まで「熱暴走」を体験したことはありません。熱対策を行うソフトも色々あるんですね。
2007年5月3日 10時18分 #
低低スペック256MB・発熱・うるさい、B5ノートPCが
バックアップとっていなく、PCのデータが消え、新しい気分になったので・・・
メモリ増設で低スペック512MBにした記念に、設定で高速化、静音化にしようと検索していたら辿りつきました。
Vector等でもCPU制御のソフトありましたが目に見えた効果は感じられず・・・SpeedswitchXP導入してみました!
ファンの音が大から中小に変わった気がします。ありがとうございました。Blog記事他にも( ´ノω`)コッソリ覗かせて頂きます♪
2007年6月16日 22時20分 #
これは凄い。以前から異常な発熱をするノートPCは
100℃になることもしばしば・・・
ですがこのソフトで60℃前後をキープしています
ありがとうございました