健診結果を信じちゃいけない!健診結果の正しい読み方

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 昨今の「メタボリック症候群ブーム」を受けて、健康診断への関心も高まっています。健康作りのきっかけとして、年に1度の健康診断をぜひ役立てたいものです。

■判定結果に惑わされるな!

 健康診断の結果には「異常なし・経過観察・要再検査」というようなコメントが印刷されています。判定結果はもちろん重要ですが、そのコメントに目を奪われすぎてはいけません。判定結果に一喜一憂するだけでは、せっかく健康診断を受けた意味が半減してしまいます。

■健診結果の正しい読み方

 健康診断の結果を見るときのポイントは、今年と以前のデータとを比べることです。たとえ数値が正常範囲内であっても、検査値が少しずつ変化していることもあります。

 データが悪化しているときには、生活習慣の変化について考えてみましょう。仕事内容や勤務時間、通勤時間、食事のメニューや時間、飲酒量、喫煙量、身体の活動量、睡眠時間などの生活習慣は、メタボリック症候群とも大いに関係があります。

 また、自分の検査データが高めなのか、それとも低めなのか、おおよその「自分の基準値」を知っておくことも大切です。

 高血圧や糖尿病などの家系では、若いうちから検査データが高くなることもあります。そうした人は、データの悪化や発症を防ぐために、いっそうの注意が必要です。

■専門家に相談してみよう

 健康診断結果の読み方やその対処法について、会社の産業医や保健師さん、かかりつけの医師、健保組合の電話相談など、専門家に相談してみるのもよい方法です。

 この数字は高いのか、低いのか、重要な所見なのか、しばらく様子を見ていていいのか、自分の生活スタイルの中でどんなことに気をつければよいのか、どうすれば効果があがるのか、さまざまなアドバイスを求め、健康作りに役立てましょう。

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このサイトの内容は私の個人的な見解であり、私の所属するいかなる団体や組織の見解を反映しているものではありません。

コメント数: 3

  1. 大学の産業医 :

    はじめまして。都内の大学で産業医をしています。面白い仕事をされていますね。(難波先生ほど優秀な産業医は少ないと思います。)ところで、私の勤務している大学では健診受診率が低い状況にあり、健診受診率を上げることで、在職中の死亡を減らすといった、より戦略的な対策をとりたく思っています。受診率を上げ、さらには具体的な結果(死亡率減少効果)を出せればベストだと思います。難波先生のところでは、健診受診について、年齢層によって心臓ドックを取り入れる、等、何か工夫などあるでしょうか。
    http://ameblo.jp/sangyoui/entry-10256618451.html

  2. なんば :

    こんばんは。はじめまして。

    一般の企業では、ある年齢以上の従業員には、健保組合が補助する人間ドックの受診をおすすめして、その結果を会社に提出することで、定期健康診断の代用としているところが多いですね。

    在職中の病死については「施策によって予防できるのか」「事業者責任の範囲はどこまでなのか」「事業所の事情や関心はどうか」など、いろいろ考えるべき点はありますが、インパクトの強い出来事ですので、健康作りの介入のきっかけとしては、見逃せない項目だと思います。

    受診率の向上のために、弊社でも、毎年、担当の方が本人やその上司にしつこくお願いして回っています。とても大変な作業のようです。受診率向上のためには、広報活動による意識の向上をはかることや、受診のための手続きなどを簡略化する・受診の機会を増やすなど、アクセスを良くすることも重要だと考えています。

  3. 大学の産業医 :

    健診・検診も、効果的な受け方という課題もあれば、結果への本人の対処法、という課題もあると感じます。先日の知人の話からは、心臓ドックもあまり良いとは思いませんでした…..。また、遊びに来ます。